これは15年前の私の体験です。
京都にあるダイハツの工場で半年間、派遣社員として働いていたことがある。
配属されたのは組立工程。
30分程度の作業を延々と繰り返すワークフロー型の仕事でしたが、緊張感を持続させるのが難しい。
これだけ長く続けられるのは、一種の才能だと思うんです。
本当は、もうやりたくないんです。
でも、やりたくないと思えば、口に出して言う必要もないので、人間関係は楽でしたね。
誰もクビにならないので、そういう意味では安心して働けました。
ところで、カローラなどのトヨタ車がダイハツ工場で生産されていることを知り、驚きました。
ダイハツとトヨタは別の会社だと思っていました。
トヨタ車を作っているので、品質管理はしっかりしているし、変な上司や社員同士のパワハラもないので、働きやすい職場だと思います。
寮は2人部屋だったので、気をつけなければいけないことがありました。
仲の悪い人と一緒だと、大変なことになります。
幸い、私は仲の良い人と一緒だったので、大丈夫でした。
また、寮から工場まで歩いて10分程度だったので、ちょうど良い距離でした。
ただ、平日は疲れていたので、散歩には出かけませんでした。
また、寮のお風呂は街の銭湯並みの広さです。
混雑時を避ければ、ゆったりと湯船に浸かることができます。
2部屋とも個室だったら最高だったんですけどね。
10年以上前の体験談なので、今は個室があるといいのですが、コストの関係でないのでしょう。
期間工で良かった点は、お給料です。
毎月30万円は稼げていました。
ただ、1日でも欠勤すると皆勤手当が3万円ほど減ります。
たくさん休むと全く稼げなくなるので注意してください。
マグロ漁船に乗るような気持ちで、堂々と仕事をすることが必要だと思います。
絶対に休まないというつもりで頑張ってください。
あと、工場の食堂は安くておいしいですよ。
飽きないんですよ。
住むところがなくて、短期間でお金を貯めたい人に向いている仕事だと思います。
とりあえずやってみる」というのは、貴重な人生の時間を無駄にすることになると思うんです。
ただ、長く続けて工程管理の社員になった人もいましたから、向いている人は天職かもしれませんね。
京都のダイハツ工場周辺は田舎ですが、電車で大阪に近いので、休みの日は大阪に行くことが多かったです。
上手に息抜きができれば、期間工の激務にも耐えられると思います。
また、勤務時間はシフト制で、
「6:00~15:00」
「15:00~13:00」
の2交代制でした。
残業はほとんどありませんでしたが、1週間ごとに早番と遅番が入れ替わります。
最初は少し戸惑いましたが、シフト制に慣れれば問題ありません。
飲食業も経験しましたが、それに比べれば残業も少なく、給料もしっかりもらえるので良いと思います。
扱っている商品が日本車なので、誇りを持って仕事ができました。
辞める人もほとんどいません。
貯金もできるので、若いうちはいい経験でした。
京都の期間工についてはコチラで紹介しています。
期間工選びの参考にしてみてください。
⇒京都の期間工