不動産取得税は、固定資産税の評価額に税率をかけることで算出されます。
固定資産税の評価額は、年に一度届く納税通知書や市役所で発行される固定資産評価証明書で確認できます。
特に住宅を建てるために土地を購入した場合、固定資産評価額の半分を課税標準金額として使うことができます。
参考ページ：不動産 取得 税 中古 住宅 不動産を買った際にかかる税金の基礎知識を解説
不動産取得税の税率は、取得する不動産の種類によって異なります。
土地取得や住宅取得などによる税率が設定されており、具体的には土地取得や住宅建築に対する課税率は3%で、住宅以外の建物取得に対する税率は4%です。
ただし、この税率は平成20年4月1日から平成33年3月31日までの期間に適用されますので、実際の取引時期における税率を確認することが大切です。
不動産取得税が発生しない場合もあり、例えば課税標準金額が一定額未満の場合は、免税の対象となります。
具体的には、土地取得の場合は10万円未満、建物の新築・増改築の場合は23万円未満、建物の売買などで取得した場合は12万円未満が免税の対象となります。
また、不動産取得税を軽減するためには、新築住宅や中古住宅の取得、土地取得によって異なる軽減措置があります。
例えば新築住宅の場合には、不動産価額から最大で1,200万円が控除されることがあります。
