弁理士試験は、合格率約6%の難関試験です。しかも、合格するためには複数回の受験が必要と言われています。
試験の難易度が高いため、どれだけ勉強すればいいの?と思うかもしれません。
今回は、弁理士試験に合格するために必要な勉強量について、他の資格と比較しながら解説していきます。
どの資格試験にも言えることですが、勉強を始める前に、合格に必要な勉強時間を大まかに把握しておくことが大切です。
この情報がなければ、自分がどれくらいの意気込みで、どれくらいの勉強をすればいいのかがわかりません。
では、弁理士試験に合格するためには、どれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。
通説では、弁理士試験合格に必要な勉強時間は「3,000時間」と言われています。毎日平均5時間勉強したとしても、合格までに約1年半かかると言われています。
この「3,000時間」というデータから、難易度はかなり高いと予想されますので、できるだけ多くの時間を勉強に充て、効率的な勉強方法を厳選することが必要です。
ただ時間をかければいいというものではないことを肝に銘じておいてください。
司法書士は、法務局や裁判所、検察庁に提出する書類の作成や、登記を行うことができる国家資格です。
司法書士試験の合格率は約4~5%と弁理士試験より厳しいですが、必要な勉強時間は弁理士試験と同じ約3,000時間と言われています。
行政書士は、国や地方公共団体に提出する許認可申請書の作成や提出手続きの代行を行う国家資格である。
行政書士試験の合格率は約8%~15%で、合格までに必要な勉強時間は500時間~1000時間と言われています。行政書士は難関資格の一つですが、比較的短期間で合格することが可能です。
社会保険労務士は、労働・社会保険問題の専門家として、書類の作成・提出代行、労働紛争解決手続の代理、労働問題の管理、労働・社会保険問題についての相談などを行います。
社会保険労務士試験の合格率は約5~8%で、合格に必要な勉強時間の目安は800~1,000時間です。必要な勉強時間は少ないですが、合格率が低いからと言って簡単な資格というわけではありません。
弁理士については通信講座の活用が一番の近道です。
下のページでは専門家おすすめの弁理士通信講座をランキング形式で発表中。
専門家おすすめの弁理士通信講座比較ランキング
人気の講座を徹底比較しているのでぜひ受講の参考にしてください。